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メタリックハウス 携帯商品購入システム 高齢者、主婦層に拡販 
食品生産履歴確認サービスも / 2008年2月25日 中部経済新聞

システム開発のメタリックハウス(本社名古屋市中村区香取町一ノ七三ノ二、金寿鎮社長、電話052・419・1695)は四月から、同社が展開する携帯電話を使った商品受発注システム「声ログ」サービスの拡販に乗り出す。これまで目が不自由な人向けに販売していたが、販売する食品のトレーサビリティー(生産履歴)を確認できるサービスなどを付加し、高齢者や主婦層など新規利用者の開拓を進める。
(今井潤)

「声ログ」は携帯電話を使って商品を購入するサービス。昨年七月に東海コープ事業連合が共同購入事業の販売ツールの一つとして導入した。サービスは、東海コープが販売する約二千五百の商品を音声ガイドが読み上げて購入できることからこれまでに約百五十人の目が不自由な人が利用している。
同社は、利用料が低価格な設定なため、買い物が不自由な高齢者や、食の安心・安全に関心を持つ主婦層の利用が見込まれると判断、声ログを用いて、購入した食品の生産地や加工業者が確認できる「食品トレース」機能や、食材をもとに調理が可能なレシピ紹介、カロリー計算など機能面を充実させる。
新たな利用層を取り込むことによって、導入先企業の開拓にも結び付けていく。
また、声ログに対応する携帯電話の機種がNTTドコモ製品に限られていたが、今年中にもauやソフトバンクモバイル社製の機種にも対応するよう開発を進めている。
金寿鎮社長は「機能充実や機種拡大により、三年後をめどに全国で三十万人の利用を目指したい」としている。


視覚障がい者の買い物お手伝い 東海コープなど / 2007年6月9日 読売新聞

2歳の娘さんを抱いて「声ログ」の操作をする寺西美予さん
東海3県の生活協同組合で構成する東海コープ事業連合(名古屋市名東区)などは8日、視覚障がい者の会員が食料品などを購入する際、携帯電話の音声案内を利用して注文ができる「声ログ」システムを開発したと発表した。
「声ログ」システムは、携帯電話で注文カタログをダウンロードし、音声案内に従って操作ボタンを押すと注文ができる仕組み。カタログの読み上げは、注文番号順だけでなく、野菜や肉など種類別でもできる。よく買う商品を「お気に入り」として登録もできる。

同連合では1995年から、注文カタログや入力した内容を読み上げる「音声注文電卓」を視覚障がい者の会員向けに導入しており、東海地区の4つの生協で約100人が利用していた。しかし、今年秋、注文電卓の仕組みが全面廃止、「文字自動認識システム(OCR)」に切り替えられることから、新たな仕組みが開発されることになった。同連合は、新システムを7月末から順次導入する予定。

システム開発を統括しためいきん生協執行役員の鬼頭富次雄さん(53)は「全国に広げることが可能なシステム。より多くの視覚障がい者の方の買い物をお手伝いできればうれしい」と、新システムに自信をみせる。

視覚に障がいがある名古屋市東区砂田橋、主婦寺西美予さん(37)は、結婚した2006年から同生協の宅配サービスを利用し、システム開発にも協力した。「4歳と2歳の子どもを抱えて買い物に行くのは困難です。身近な携帯電話を使い、簡単な操作で注文ができるので、ありがたい」と笑顔で話した。

携帯音声で注文 視覚障がい者向け 国内初 / 2007年6月5日 朝日新聞

視覚障がい者からの食料品や日用雑貨などの商品注文を携帯電話で受けるサービス「声ログ」を、名古屋市に本部を置く名古屋勤労市民生活協同組合(めいきん生協)が7月から始める。商品注文を受けるのにもバリアフリーを進めようと、名古屋市内のベンチャー企業と一緒にシステムの開発を進めてきた。日本生活協同組合連合会によると、「携帯電話による視覚障がい者向け注文サービスは初めて」という。
新しいサービスでは、視覚障がいがある利用者は携帯電話で注文データをダウンロードし、音声ガイダンスに従い、注文したい商品の番号をプッシュボタンで押して頼む。
めいきん生協を利用する視覚障がい者は50人ほど。同生協ではこれまで、視覚障がい者からの注文には、注文書の内容を音声に変換する専用の「音声電卓」を利用してきた。だが、音声電卓では自分が押した商品名とその番号は読み上げてくれるが、商品を検索するのに手間や時間がかかった。

東海コープ 視覚障がい者用に「声ログ」 / 生協流通新聞 2007年6月5日 2面より

携帯電話の音声で注文案内
ITベンチャーと共同開発
視覚障がい者が、共同購入の注文を行う新しい仕組みを導入―

 

東海コープ事業連合は名古屋市のITベンチャーと共同で、携帯電話の音声で商品を案内する視覚障がい者用の注文端末「声ログ」を開発し、7月からサービスを開始する。
視覚障がい者もOCR注文に切り換えるために検討していたもので、独自に開発した従来の「音声注文電卓」は廃止。6月8日に開催する総会の会場で、「声ログ」ブースを設置し、全国生協への普及をPRする。

東海コープはこのほど、視覚障がい者が共同購入で注文する新しい仕組みとして、携帯電話の音声ガイダンスで案内する注文端末「声ログ」を開発した。
名古屋市に本社のあるITベンチャー・メタリックハウスと共同でシステムを開発。NTTドコモとパナソニックテレコムの協力により、視覚障がい者へのテスト運用の後、7月から本格的なサービスを開始する。
「声ログ」の使い方は、毎週の共同購入の企画情報をメタリック社のサーバーから利用者の携帯電話にダウンロードし、音声ガイダンスにしたがって自分の注文したい商品を登録。注文(登録)が終ったら、サーバーに送信すると完了する。
同事業連合ではこれまで、視覚障がい者用の注文の仕組みとして、独自に「音声注文電卓」を開発し、加盟する4つの生協で約100名が利用してきた。しかし、OCRの注文方式に全面切り換えをすることになり、注文電卓は今秋での廃止が決まった。
そうした経緯から、視覚障がい者はOCR注文書の文字は読めないので、新たな注文の仕組みを開発する必要に迫られていた。
昨年春からシステムの検討を開始したが、メタリックハウスより携帯電話で音声応答する仕組みの提案があり、音声注文電卓を利用している視覚障がい者14名に集まってもらい、インターネットの音声対応の仕組みも含めて、携帯電話を利用した「声ログ」が良いとの評価に落ち着いた。
同事業連合では6月8日に今期総会を開催(キャッスルプラザ)し、会場内に「声ログ」ブースを設置。全国の視覚障がい者が「声ログ」で共同購入の宅配を利用できるように、システムの紹介とPRを行う。 



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